2016年11月28日月曜日

rapha super cross nobeyama 2016

3度目の野辺山は20142015とはまた違う一面を見せてくれました


day1『雪』

会場の野辺山滝沢牧場までは早朝なら2時間ちょい。例年まだ雪は降らずノーマルタイヤで行ける野辺山ですが今年は2日前の大寒波で雪。タイヤチェーンを途中装着しなんとか到着したが予定より遅れる。
先に到着の多摩湖メンバーはすでにテントを張り準備完了(ホントありがとうございます)、ウチも椅子やらテーブルやらを持ち込み準備をすすめる。
6時の気温はマイナス10度。降雪はないが先日の雪は完全に凍りアイスバーン。
娘もあまりの寒さにぐずりコンディション最悪。レースの試走時間も変わりよく分からないまま時間は過ぎて妻に娘を託しとりあえずレース準備をしスタート地点に行けばすでにコールアップは始まっていた。

試走なしアップなしのレースは氷の轍でまったく乗れず。前横後で滑って転ぶみんなを見つつ自分はレースどころではなくまったく出し切れずに終了。



とにかく寒かった。

58/102

初日はスタートラインに並んだことで満足した感じ。思えば過去2年も初日のレースは良かった例がない。

レース後は多摩湖テントで皆で振る舞う食べ物で飲み食いし知り合いに会えば談笑しつつレース観戦。昼から暖かくなり娘も元気に。滝沢牧場の遊具や雪原で一緒に遊んだり。
今年の宿は食事付きの黒岩荘に。宿について風呂入ってからは外に出ることもなく子連れにはとても良かった。夜はcycleclub.jpとtkey君振る舞いのコロナを沢山いただくなど楽しかった。









day2『泥泥』

夜に降った雨は泥のコースを作り出していた。気温は暖かく氷は溶けているので昨日のような路面ではない。黒岩荘を出て滝沢牧場に点いたのは7時半。試走終了の時間でまたも試走なしのレースに。知り合いに会うたびに今日の路面状況を聞いてはイメージをする。
この日は娘を最初から妻にお願いしアップをすすめる。とにかく心拍を一度は上げておかないとレースで出し切れないので、舗装路で何往復もペダルを回し人が多くなってからはバイクを置いてジョグで体を暖める。

この日ゼッケンは712番。スタートは601番から並ぶためほぼ最後尾。
aboveの須崎さんにスタート前に呼ばれ序盤の展開予想からアドバイスをいただく。この予想通りにの展開になったので須崎さん感謝です。

レースは知り合い多数が前方にいる目標が見える位置。
スタートから落車を避けて降りてランし、詰まるとすぐに降りてコース脇ギリギリを自転車押してラン。この序盤で30人はパスできたはず。
その後は目標を定め速い人にはできるだけついていき、前に追いつくと抜きどころではしっかり踏んでパスしていく。後方からのスタートは久々だがとにかく楽しい。
2周目から前に見えはじめたデリケンを必ず抜くと決心したのがこのレース出し切れた一番の要因だろう。途中の皆さんの声援やよっしゃんの雪玉攻撃にも鼓舞されました。ありがとうございました。







34位/107

野辺山で結果出すために走ったとまではいかない結果だが自分的には満足のレースでした。シングルリザルトを野辺山で(C4で)の目標は来年以降に持ち越しですが今年も楽しい2日間でした。







Raphaと地元の皆さん今年もありがとうございました。また来年が今から楽しみ。


最後に。
今年も辻啓さんの写真いただきました。走りへのコメントはいつも厳しいですが嬉しい。












2016年10月17日月曜日

シーズン初戦はMaebashi CX1

2年前。
cycleclub.jpとの出会いから人の輪が広がったのは間違いないわけです。


今シーズン初戦はこのレースしかないと決めていた前橋CX1

家族も一緒の参加で楽しい1日でした。


2年前にサバンナカップと名付けられた草レースをチーム員だけで企画運営していたcycleclub.jp




AJOCCのレースになってもその雰囲気そのままにアットホームで厳しいレースを体感させてくれた。

自身のシクロクロスは3シーズン目。
シクロクロスを始めたのも彼らとの出会いがあったから。

レースは初のホールショットも決めたが攻略を皆に聞いて回った最初のキャンバーでノーズダイブ。その後も脚とテクニックの無さに泣く。考えぬかれたやらしいコースレイアウト。


C4A 14/30
やる気でてきたでシクロクロス。

娘が出れるキンダーレースも企画されておりスタートラインに並んだ。




いつも泣いて1人で走れなかった娘が皆と競争してゴールまで走れた。成長を感じた4歳。

シクロクロス会場で自転車仲間に会う楽しみが今年も始まりました。












前橋CX2は1/22。今から楽しみ。

最後は巨匠のphoto

photo by @toshikisato



2016年9月24日土曜日

SEARCH AND STATEが最近お気に入り

search and stateのアイテムが良い


気になった理由はmade in newyork の響きと、この迷彩にやられたから。


S1-A riding jersey the patriotと名付けられたこの迷彩を、SASはビンテージのサープラスを並べた中にこのジャージを紛れこませinstagramにあげていていた。ビンテージのサープラスからインスピレーションをえて作ったとかなんとかいうエピソードもあったような。なんせだいぶ良かったんです。

そんな気になる画を見た週末。早起きしてrideいこうというお誘いで釣れたご近所のミホコさん。2人で入山峠に行く待ち合わせに現れたミホコさんはSASのジャージ着てました。

SASのジャージはひと型しか今のところ(2016FALL)ないので生地感やフィットを聞きまくるrideになったわけです。
で、結局購入。patriotは最後のS1枚くさく購入後サイトから消えました。ちなみに毎年限定カラーが出ているようです。

サイズ感はraphaのclassicラインに近くclassic Sが心地良い僕はSASのSで同じくです。生地もメッシュの涼しげなヤツで真夏もいけました。ミホコさん曰くこのメッシュは引っかかりやすいからネットに入れて他のものと分けて洗濯した方がベターとのこと。


その後ちょいちょいrideで着て調子良くてビブもいいんかなと思いはじめる。
そういえば単色で黒、ロゴなしビブはないから欲しいなと考えてたらSASから25%offのお知らせが。

S1-S riding shortを購入。

ジャージはひと型しかないくせにビブは何故かふた型あります。今回購入したS-1Sと、S2-R performance bib shortというふたつ。僕は直感でS1がraphaでいうclassicでS2がproteamやろうと判断しS1にしました。


はき心地はSASが自信満々なだけあり生地の滑らかさやパッドの感じ、腿のフィットと素晴らしいです。丈はraphaのproteamやlightweightと比べると気持ち短く腿の日焼けしてない部分がちょい出ました。私はサイズSを選びフィット感はclassicに似ていて窮屈感まったくなく余裕すらありますがダブついてはいません。lightweightよりもゆとりがあるのでこの辺りは好みが分かれますかね。僕は朝1~2時間のrideが多く皆でゆったりも良くあるのでライディングフォームでないと突っ張る感じんのproteamより好きです(proteamのビブはM履いてます)。

ただしS2-Rのビブがproteam系のレースの為のものかは分かりません。S1-Sを更にupdateさせた良いかもですのでそのうちネイビーカラーとか欲しいです。

seach and sate(=SAS)これからも期待してます。
数ヶ月ぶりのblogは気が向いたので製品レビューで。





2016年6月10日金曜日

陶器を買う100kmライド@沖縄

有給を使い1日だけ沖縄をライドしてくる。
妻にそういうと大嶺實清(おおみねじっせい)さんの作品見てきてほしいと言われた。


2年前に家族旅行で沖縄に行った際に読谷村にあるやちむんの里でいくつか陶器を購入。妻は帰ってきた時から読谷山焼窯の實清さんのところにいけなかった事を悔やんでいた。ことある毎に妻は特徴的なペルシャブルーの陶器がいつかは欲しいと言っていました。

6/9 梅雨の沖縄は朝から晴れ

ホテルで朝食をとりNorth St.Bagのハンドルバーバッグに補給食を入れ7時すぎスタート。


58号をひたすら北上し読谷村を目指す。
クルマは多いが道は広く走りやすい。
ノンストップで約1時間半。読谷村の残波岬に到着。




沖縄の陽射しは強烈で時折厚い雲がかかり陽射しが遮ぎられると嬉しくなる。湿度もかなり高くひたすら汗が吹き出します。

梅雨だからか観光客も少なく残波岬にはほとんど人がみえない、公園内を自転車乗りながら散策しパン食いつつ景色を見たり写真を撮りながらのんびり。1時間ほどのチル後やちむんの里へ向かう。

やちむんの里は2回目。
僕の住んでいる国立駅近くにライオンポタリーという陶器を扱うお店があり、そこで扱っていた読谷北窯の陶器が気にいり自宅で使っています。2年前の旅行でもいくつか買い足しました。
お店の主人と沖縄話するのも楽しかったのですが昨年そのお店は都内に移転してしまいそれから行けてません。また行こ。

やちむんの里、記事はこちら



前回は読谷北窯のお店で1時間近く物色し楽しかったわけですが今回は山焼の實清さんのギャラリーを探す。
やちむんの里は陶芸家ごとに工房がありギャラリーやショップが併設されていたりなのですが地図はまあまあアバウト。看板もあったりなかったり。

實清さんの工房はやちむんの里の一番奥で工房もギャラリーも看板もありません。ギャラリーは未舗装路を入った先のペルシャブルーのシーサーを見つけるしかないというまさに隠れ家。うろうろ彷徨いシーサー発見。



奥にあるギャラリーの入り口に自転車を停めempireを脱ぐ。
感じの良い女性にこんにちわと挨拶した奥に、83歳の實清さんがいらっしゃいました。

ギャラリーは床に置いた作品も多く壁に組まれた棚にもいくつか作品が。窓際にはひと際目をひくペルシャブルーの作品が数点。高台にあるので開け放した窓から心地よい風が抜け、外には美しい緑と海が見える。

僕が到着した直後、ちょうど僕と同じくらいの年頃のご夫婦が来られなにやら實清さんに挨拶。感じの良い女性が淹れた珈琲を飲みながら實清さんと談笑。僕はお皿を中心にギャラリーを見て回っていたところご夫婦の奥様から自転車で来たのですか?と声をかけられる。

その後。
レーパンにジャージの僕もその輪に入り美味しい珈琲いただきながら約1時間。實清さんの興味深いお話の数々を聞けました。沖縄の歴史、アメリカの話、芸術の話、乗っていたマスタングの話など。


貴重な経験でした。話している間にも何組かギャラリー入り口まで来られましたが入って来る方はいませんでした。これも自転車が人を繋いでくれたような。

ご夫婦は沖縄に20年前からお住まいでこの日は陶器を買い付けに来たとの事。

写真は最後に挨拶しながら撮ったもの。全員笑顔でこの旅一番のお気に入りです。

その後は北窯でいくつか食器を買いやちむんの里をあとにする。そこからは東海岸に抜け国道と激坂の住宅地を縫うようなルートを通り中城城跡を目指す。
昼すぎからは雲も少なく陽射しは隠れず灼熱。しかも激坂がたまに現れるハードルート。自分で引いたルートですがまあまあ過酷でした。が景色は最高。


世界遺産の中城城跡到着。
帰りに海外観光客に2組会っただけの貸切状態。
なかなか良かったです。自転車で入れないのでempireで歩き回るのは大変でしたが。






そこからは約30km。
ひたすら暑さとの闘い。
ちょこちょこ補給しながらホテルに到着。

95km1100up

預けていた荷物を受け取り着替えて空港へ。


North St.BagのハンドルバーバッグにG社のサドルバック。この装備はかなりの収納力で食器を積載してのライドも可能でした。

カウンターで自転車預けてから空港ラウンジに行きシャワー浴びてさっぱりしてからタコライスにビールで飛行機へ。

妻も気に入ってくれたペルシャブルー2種類


實清さんに次は家族で来ると伝えたのでまた行こう。